2023年はインド占星術観点で見ると、世界全体で未来の発展に繋がる新たな発明・発見が多く見出せる年のように感じます。何かを生み出したいという、強い創造意欲を感じます。個人にとっても、今まで思いつかなかった新しいことを始めてみたくなる年になるはずです。
*惑星と星座の位置関係はサイデリアル式です。西洋占星術⇔インド占星術変換目安表はこちら
2023年の土星とラーフの位置
2023年、土星は水瓶座シャタビシャ・ナクシャトラを、ラーフは牡羊座アシュヴィニーを通過。どちらのナクシャトラも医療(薬学・外科)に関係します。
シャタビシャは『100人の医者』という異名を持ち、未来の発展・人類の進歩のために革新的な方法で新たな発見を見出します。アシュヴィニーは伝統的な知識に豊富で、確実な手法で人々を癒します。
漢方やアーユルヴェーダなど、伝統的な医療が現代的にアップデートされて、より多くの人に受け入れられるかもしれません。また、医療テックを始めとした医療業界全般がニュースで話題になるかもしれません。同時に、土星とラーフは問題を引き起こす惑星でもあるため、医療ミスなどにも注意が必要です。
その他、土星とラーフの位置から考えられるのは、防衛・軍事面の強化です。2022年でもすでに話題になっていますが、2023年には更に加速するでしょう。
土星が位置するシャタビシャは全体主義的で全員を監視しようとする傾向にあります。ラーフが位置するアシュヴィニーは軍事産業・警察・交通機関とも関連します。公共の場での監視カメラが増えたり、これらに関して新たな技術発展がなされる可能性があります。
一方で、シャタビシャは自由を求めて権力者に対抗する民衆でもあるため、民衆と国家の対立は2023年も続くでしょう。
その他、シャタビシャとアシュヴィニーは馬を動物シンボルに持つため、競馬が話題になるかもしれません。
木星とラーフの位置
2023年5月から木星が牡羊座にトランジットし、ラーフとコンジャンクションします。
この位置から思い出すのは、初代プレイステーションが発売された1994年です。発売当初前に発生した日食時のトランジットを見ると、木星とラーフが牡羊座の対極に位置する天秤座に位置していました。
対極同士の星座は同じテーマを共有するため、2023年はゲーム業界が盛んになるのではないかと思います。(筆者はゲームに疎いので、詳しい方、ぜひ状況を教えてください。)
木星とラーフはどちらも拡大・拡張・発展を促すため、特にVR・メタバースが勢いを増すはずです。2022年、メタバースを推したFacebookの評判は下がりましたが、2023年は改善されるかもしれません。
木星とケートゥの位置
ケートゥは2023年11月まで天秤座に居続けますが、さらに細かく見ると7月からナクシャトラがスワティーからチトラーに変わります。チトラーは科学者気質であり、創造性に満ち溢れています。
その時の木星の位置はバラニー・ナクシャトラとなり、バラニーもチトラーも子供・出産に関係します。これらの配置を考慮すると、人工授精や代理出産などがさらに盛んになるかもしれません。
また、バラニーは金融業・特に銀行に関連するため、彼らは革新性を迫られるかもしれません。また、チトラーは宝石、バラニーは金(ゴールド)に関連するため、ゴールド投資は面白い一方で、ジュエリー業界は業績の見直し・振り返りをする時期に入るかもしれません。
まとめ
2023年は革新・拡張・発明の年となり、それに伴い経済発展に期待できるかもしれません。新たな風が吹く時期を上手く活かして、自分が興味があったことを始めてみるのもいいですし、今までのやり方や見方を変えてみるのもいいかもしれません。
はやた先生、こんにちは。
いつもサイトの記事を楽しく拝見しています。
大変勉強になっています。
ダイヤモンド・オンラインの記事によると、日本の防衛費増額に伴い、ロシア・ウクライナ戦争の事例から、自衛隊がドローンの本格導入に向かい始めたようです。
低コストで生産できる自爆型ドローンにより、戦争は新しいカタチへと変わっていくように思います。
私も、来年は馬の背に乗せられたものが何なのか、注目していこうと思います。
年末は、キンドルデビューを果たして(遅)、先生の著書を読もうと思います!
コメントありがとうございます!(返信遅くなり申し訳ないです。明けましておめでとうございます!)清水先生とKNラオ先生による日本のチャートによるとケートゥ期に突入とのことで、本格的にターミネーターばりの武器大好きマッチョになりそうですね・・・私は怖くてなるべくニュースを見ないようにしていたので、情報教えていただき助かります。