占いは種類によって、得意・不得意の内容があります。
インド占星術は約5000年の歴史を持つ素晴らしい占術ですが、相談内容によってはベストなツールだとは言えなくなります。
ここで、インド占星術で占えること・占えないこと(不得意なこと)を解説します。
得意なこと
- 人生の目的を知る
- 自身の性格・特徴・向いている仕事などを知る
- 運勢(運気の流れ)を知る
- 過去を知る
- 特定の人との相性を知る
- 日取りを決める
- 問題を取り除く療法を知る
- 社会情勢を知る
インド占星術は占いカテゴリーとしては命術にあたります。四柱推命や西洋占星術同様、出生情報を元に、その人が本来持つ性質や長期的スパンで見た運気の流れを見ます。
また、相手の出生情報が分かれば、チャートの比較から相性を見ることが可能です。人だけではなく、ある出来事(例えば結婚した日等)が起こった日時をもとにその今後を占うこともできます。それを逆手に取り、ベストな日取りを検討することもできます。
※特に筆者は2つのチャートの比較から相性を見ることを得意としています。
過去の振り返りにもインド占星術は有効です。過去のパターンを知り、未来に活かすことができます。あるインド占星術家はチャートから過去生を見ることもできるようです。
インド占星術には、宝石療法やマントラ、特定の神様にお祈りするなど、問題を解決する方法が用意されています。ただし日本人に馴染みが薄いものが多いので、効果のほどはわかりません。
天体の惑星の動きから、個人だけではなく社会全体の運勢を占うことも可能です。インド占星術家ではないですが、あるフランス人占星術家が、2020年は戦争かパンデミックが起こると20年前に予測していました。また、最近では金融占星術といった、占星術で株価やビットコインを占うのも流行りつつあります。
不得意なこと
- 自分・特定の人の気持ちを知る・相手の行動を変える
- 二者択一の判定
インド占星術では、個人の考え方や特徴、状況は見えますが、現時点での気持ちを見ることは一切できません。それと同時に、誰かの気持ちや行動を変える方法もインド占星術ではメジャーではありません。もしかしたら黒魔術として方法を教える人もいるかもしれませんが、療法と同じで信憑性は定かではありません。
どちらが良いかにしても、どちらを選んでも運気は決まっているので行き着く末は同じという考えです。そういう意味では、個人の自由意思、決定権を尊重しているとも言えます。
相手の気持ちを占いたい場合は、タロット占い師や霊感占い師に相談すると良いでしょう。
インド占星術が向いている人
以上の点から、インド占星術が向いている人は下記の通りです。
- 人生の意味など深いことを考えてしまう人
- 長期的スパンで物事を見て、計画を立てたい人
- 過去の振り返りをしたい人
- 社会情勢に興味がある人
- 個人判断を大切にしたい人
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